歴代iPhoneでいちばん電池もちが悪い世代、なんて言われ続けてきたAppleに、ちょっとした転機かもしれません。iPhone 18 Pro/Pro Maxのものとされるバッテリー実物画像がXに出回り、そこに書かれた容量の数字まで一緒に広まっているんです。しかも、これがなかなか強気な数値。
流出したのはバッテリーの実物写真と容量
発端はXに投稿された、iPhone 18 Pro/Pro Maxのものとされるバッテリー単体の写真です。セルに印字された容量らしき数値も写り込んでいて、そこから各モデルのmAhが割り出されました。中国系のリーカーが起点で、複数の海外メディアがこれを取り上げています。
面白いのは、同じPro MaxでもeSIM専用モデルと物理SIMモデルで容量が違うと報じられている点。物理SIMのトレイを省いたぶん、電池を詰め込める余地が増える、という理屈ですね。アメリカのように早々とeSIM専用に振り切った市場ほど、大容量の恩恵を受けやすいわけです。

数値が本物なら、iPhone 18 Pro Maxのバッテリーは歴代iPhoneで最大級。ここ数年、チップの省電力化を理由にむしろ容量を削ってきたAppleの流れからすると、けっこうな方針転換に見えます。
iPhone 18 Pro Max(流出値)
| 容量(eSIMモデル) | 約5,425mAh とされる |
|---|---|
| 容量(物理SIMモデル) | 約5,235mAh とされる |
| 17 Pro Maxからの増分 | eSIMで+337mAh、物理SIMで+412mAh |
| 位置づけ | 数値が正しければ歴代iPhone最大級 |
| ひとことメモ | 省電力チップと合わさると電池もちの伸びに期待 |
iPhone 18 Pro(流出値)
| 容量(eSIMモデル) | 約4,288mAh とされる |
|---|---|
| 容量(物理SIMモデル) | 約4,056mAh とされる |
| 17 Proからの増分 | 数十mAh程度と、伸びはごくわずか |
| ひとことメモ | 大幅増はPro Max中心で、無印Proは控えめな見込み |
なお、無印Proのほうは元になったXの投稿がすでに削除されているなど、数字の裏取りがやや弱め。Pro Maxの容量ほど複数メディアで一致しているわけではないので、こちらは参考程度に受け止めておくのが無難です。
ライバルのGalaxy S26 Ultraを上回る計算
もうひとつ話題になっているのが、他社比較です。5,000mAhを積むとされるサムスンのGalaxy S26 Ultraを、iPhone 18 Pro MaxのeSIMモデルが上回る計算になるんですね。長らく「バッテリーはAndroid勢のほうが余裕がある」と言われてきただけに、ここでAppleが並ぶどころか抜くかも、というのは象徴的です。

とはいえ、中国メーカーのフラッグシップには7,000mAh超えも珍しくない時代。世界全体で見れば、Appleが飛び抜けて大容量というわけではありません。あくまで「これまでのiPhoneにしては大きい」「主要な西側フラッグシップの中では優秀」というニュアンスで見ておくとよさそうです。
信ぴょう性は?一次の投稿は削除済み
正直に書くと、今回の情報源はやや扱いが難しいところ。起点になったXの投稿は削除済みで、元をたどりにくい状態です。海外メディアも「もし本当なら」と前置きしたうえで報じていて、断定はしていません。
一方で、Pro Maxの5,425mAh/5,235mAhという数字は複数の海外メディアがそろって同じ値を挙げていて、方向性としては一致しています。別のリーカーからも「iPhone 18世代は電池が増える」という見立てが出ていたので、大きくは外していないだろう、というのが今のところの空気感です。iPhone 18 ProではA20 Proの新パッケージで発熱を抑えるという話も出ており、省電力と大容量が噛み合えば電池もちの体感はかなり変わるはず。発表は2026年秋が有力とされているので、確定情報が出そろうのはもう少し先です。
【モノログ的視点】Appleがやっと電池に本気を出す番
これ、地味だけどかなりうれしいニュースだと思うんです。毎年カメラだプロセッサだと派手なところが注目されがちですが、日常でいちばん効いてくるのって、結局は電池もちですよね。夕方までもたずにモバイルバッテリーを引っ張り出す、あの小さなストレスから解放されるなら、それだけで買い替える価値があるくらい。
しかもPro Maxが歴代最大で、あのGalaxy S26 Ultraを上回るかも、というのがワクワクします。ずっと「iPhoneは電池がなあ」と言われ続けてきた側からすると、ここでAppleがちゃんとハードのボリュームでもAndroid勢に殴り込む姿勢を見せてきたのが痛快。省電力なA20 Proと大きくなった電池が合わさったら、体感の持ち時間はかなり伸びるはずで、想像するだけで楽しみです。
気になる点を最後にひとつだけ挙げるなら、日本は物理SIM需要がまだ根強いので、恩恵の大きいeSIMモデルの容量とは差が出そうなこと。とはいえ物理SIM版でも前モデルよりしっかり増える見込みなので、そこはあまり心配しすぎなくて大丈夫。今年のPro Maxは、スペック好きにもガジェット好きにも、久々に電池で語れる一台になりそうです。これは秋が待ち遠しい!
情報参照元: 9to5Mac/GSMArena/Digital Trends/画像: 9to5Mac/GSMArena/Digital Trends


