iPhone 18 ProのFace IDが新機構に。切り欠きは35%縮むとの見方

iPhone 18 Proの新しいFace ID機構とされるリーク画像 iPhone


Face IDの部品一式が、ついにバラけ始めたようです。

iPhone 18 Proに載るとされる新しいFace IDモジュールの写真がXに投稿され、赤外線まわりのセンサーが画面上部の切り欠きから切り離された配置になっていました。要するに、前面の黒い島がまた一段小さくなるという話。数年ぶりに顔まわりが動きます。

切り欠きに残るのは、もう2つだけ?

投稿したのはEarly Apple(@earlyappleleaks)というアカウント。画像にはL字型のフレキシブル基板に部品が並んだFace IDユニットが写っていて、赤外線を担うセンサーだけが列から外れ、ディスプレイの下に潜り込む配置になっているとされます。表示エリアに顔を出すのはドットプロジェクターとフロントカメラだけ、というのが今回の見立てです。

面白いのは、どの部品が画面下に隠れるのかで報道がまだ揺れているところ。以前は投光イルミネーター(フラッドイルミネーター)が先に潜るとされ、赤外線カメラは残るという話でした。今回はその逆に近い読み方になります。どの1つが隠れるにせよ、切り欠きに残る部品が3つから2つに減るという結論は各報道で一致していて、そこがいちばん確度の高い部分と言えそうです。

技術的な下敷きもあります。ディスプレイのOLED層に微細な透明ガラスを継ぎ足し、その一点だけ赤外線を通しやすくするという手法が試されていると報じられており、パネル側の赤外線透過技術はサムスンが供給するとされています。画素の下からでも顔を読める、という理屈ですね。

Dynamic Islandは35%小型化の見通し

iPhone 18 Proの試作機とされる画像。Dynamic Islandが小型化している

寸法の話も出ています。リーカーのIce Universeによると、現行iPhone 17 Proで約20.7mmあるDynamic Islandの横幅が、iPhone 18 Proでは約13.5mmまで縮むとのこと。およそ35%のダイエットで、数字だけ見ればかなり大胆な変化です。

しかもこれ、試作機の写真やダミーユニット、そしてCAD図と、別ルートのリークが同じ結論に着地しています。中国のSNSではすでに小さい切り欠きに合わせた保護フィルムが出回っており、金型を起こすコストを負ってでも作り始めているあたり、業界内では確定に近い扱いなのでしょう。ディスプレイ業界のアナリスト、Ross Youngはこの小型化された形が少なくとも2027年まで続くと見ています。

一方で、フロントカメラが画面左上に単独で移るというThe Informationの報道もありました。こちらは今のところ後続のリークが否定的で、丸い穴が1つだけの完全なパンチホール化はもう少し先という空気です。

iPhone 18 Pro|切り欠きが縮む2026年秋のフラッグシップ

発売日(日本) 未発表。2026年9月ごろの発表・発売が有力視されている
価格(日本・税込) 未発表。現行のiPhone 17 Pro系からの据え置きか上振れかは不明
主要スペック 6.3インチ(Pro Maxは6.9インチ)のLTPO+有機EL、A20系チップ、Face IDの一部を画面下に格納、Dynamic Islandは約13.5mm幅に縮小との予想
こんな人におすすめ iPhone 14 Pro以降ずっと同じ形の前面に飽きた人。動画やゲームで画面上部の黒い島が気になっていた人
ひとことメモ 数字上は35%減。実機で見たときの体感がどこまで変わるかが焦点

標準モデルとiPhone Air 2にも効いてくる

iPhone 18 ProのCAD図とされるリーク画像。前面の切り欠きが小さくなっている

この小型化、Proだけの特権ではなさそうです。切り欠きが小さいデザインはiPhone 18シリーズ全体に広がるとされ、2代目のiPhone Airにも波及すると見られています。

Airにとっては地味に重要な話。初代iPhone Airは薄さを優先してリアカメラが1眼どまりでしたが、2代目では2眼化が期待されています。薄い筐体に部品を詰め込むうえで、Face IDユニットが小さくなるかどうかは死活問題というわけです。前面の見た目だけでなく、背面のカメラ構成にまで効いてくるのが今回の刷新のポイントですね。

ただし日本のユーザーにとっては、時期の問題があります。2026年秋に出るのはiPhone 18 ProとPro Max、そして折りたたみの3機種で、標準のiPhone 18とiPhone 18e、そして新しいiPhone Airは2027年春にずれ込むとされています。ラインナップを秋と春に分ける初の試み。小さい切り欠きを安く手に入れたい人は、半年ほど余分に待つ計算になります。

【モノログ的視点】前面の変化は、スペック表の数字より効く

正直に言うと、この手のニュースがいちばん楽しいです。チップが何%速くなったという話より、手に持って一目で分かる変化のほうが所有感に直結するから。iPhone Xのノッチから数えて、前面のデザインが本気で動くのは久しぶりです。

13.5mmという数字、ピンとこないかもしれませんが、Dynamic Islandは横幅が縮むと視覚的な存在感が一気に落ちます。動画を全画面にしたときの黒い出っ張り、横持ちゲームの左上の欠け。あのちょっとした引っかかりが軽くなるだけで、画面がひとまわり広く感じられるはずです。数値では説明しにくいけれど、毎日触るものだからこそ効いてくるタイプの改良だと思います。

買い替えの目安としては、iPhone 14 Pro〜16 Proあたりで前面の形に飽きている人ほど、2026年秋は狙い目。逆にiPhone 17 Proを買ったばかりなら、今回は横目で眺めておいて、完全なパンチホール化が来るであろう次の世代を待つのも十分アリです。標準モデル狙いの人は春まで待機、というのがもどかしいところですが。

気になる点も一つだけ。画面の下から赤外線を通す以上、認証速度や暗所での安定性が現行と同等に保てるかは実機を触るまで分かりません。とはいえ、Appleが顔認証の精度を落としてまで見た目を優先するとは考えにくい。難しい方を選んできたからこそ今の形があるわけで、そこは信じたい。小さくなった島がどんな顔で出てくるのか、9月が今から楽しみです。

情報参照元: MacRumors・iPhone 18 Pro Leaks Reveal New Dynamic Island With Under-Display TechMacRumors・iPhone 18 Pro: Leaker Reveals Alleged Size of Smaller Dynamic IslandMacRumors・iPhone 18 Pro CAD Leak Reignites the Dynamic Island DebateMacRumors・iPhone 18 Pro Will Reportedly Have an LTPO+ Display With Under-Screen Face IDDigital Trends・Sketchy iPhone 18 Pro leak shows a smaller Face ID cutoutMacworld・iPhone 18 Pro & Pro Max Rumors/画像: iPhone Mania/MacRumors

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