予告どおり、透けたまま来ました。
Nothingが2026年7月7日、新モデルPhone (4b)を正式発表しました。7月7日発表へと予告されていた透けるデザインの新機種が、ついに中身をさらけ出したかたち。しかもこれ、Nothingにとって初の新シリーズなんです。気になるのは、あの独特なスケルトンをキープしたまま、どこまで安くしてきたか。順番に見ていきましょう。
b-シリーズという新しい入り口
Phone (4b)は、Nothingが新しく立ち上げたb-シリーズの第1弾。位置づけとしては、既存のaシリーズ(Phone (4a))よりさらに下、いちばん手が届きやすいエントリー帯です。
見た目はしっかりNothingしています。背面には光るGlyphバー、そして透明のカメラモジュール。Phone (4a)のGlyphバーと、Phone (4a) Proのユニボディデザインを掛け合わせた、いいとこ取りのルックスになっています。カラーはブラック、ホワイト、ブルーの3色。あの透け感が好きな人なら、値段を聞く前からもう気になっているはず。

Nothing Phone (4b)
| 発売日(日本) | 未定(Nothing Japanは前向きにコメント) |
|---|---|
| 価格(海外) | 299ポンド / 329ユーロ(約6万円前後)。インドは34,999ルピー〜 |
| 主要スペック | 6.77型120Hz有機EL、Snapdragon 6 Gen 4、8GB RAM、128/256GB、5,200mAh、50MPメイン+8MP超広角 |
| こんな人におすすめ | Nothingらしいデザインを安く手に入れたい人、初めてのAndroidを探している人 |
| ひとことメモ | デザインは上位機ゆずり。チップは価格なりに割り切り |
中身は正直、価格なりの割り切り
ディスプレイは6.77型の120Hz有機EL(2344×1088)。この価格帯で有機ELの120Hzなら十分うれしいところです。
一方でSoCはSnapdragon 6 Gen 4。ミドルというよりはエントリー寄りのチップで、ここは正直コストと相談した結果という印象です。メモリは8GB、ストレージは128GBと256GBの2択でUFS 2.2。ゲームをガッツリというより、SNSや動画、日常使いを気持ちよくこなす、そういうバランスですね。
バッテリーは5,200mAh。ただしインド版だけは6,000mAhと大盛りで、ここは地域で差がつきました。充電は33Wの有線に対応します。

カメラは背面が50MPメイン+8MP超広角の2眼、前面は16MP。望遠は載っていませんが、この価格でスケルトン筐体と有機ELが両立している時点で、狙いどころは分かりやすいです。ソフトはAndroid 16ベースのNothing OS 4.1で、OSアップデート3年ぶん、セキュリティ更新6年ぶんが約束されています。長く使う前提でも安心材料は揃っています。
気になる価格と、日本での立ち位置
価格は299ポンド / 329ユーロ。日本円だとおおむね6万円前後の感覚です。インドでは34,999ルピー(約6万円)からで、256GBモデルが38,999ルピー。ヨーロッパとインドを軸に投入され、アメリカでは販売されないとされています(米国ではPhone (4a) Proが引き続き最安の選択肢)。
そして日本。GSMArenaや9to5Googleが伝えるグローバルの発表内容に対し、Nothing Japan側は発売時期を明言せず、前向きな期待を持たせる言い回しにとどめました。つまり日本投入の可能性は十分あるものの、時期も価格も現時点では未定。過去モデルが日本でもしっかり展開されてきたことを思えば、待っていて損はなさそうです。
日本で6万円前後のミドル帯といえば、各社が力を入れる激戦区。ここにNothingのデザインが入ってくるとなると、スペック表だけでは測れない魅力で戦えるのが強みです。数字は普通でも、持っていて楽しい一台。そういう選ばれ方をする機種だと思います。
【モノログ的視点】スペックじゃなくて気分で選ぶ一台、それの何が悪い
正直に言うと、スペック表だけ眺めると地味です。Snapdragon 6 Gen 4に望遠なしの2眼。数字で殴り合うタイプの端末ではありません。
でも、Nothingの魅力ってそこじゃないんですよね。背面が透けていて、Glyphバーが光る。ポケットから出した瞬間に、まわりが「なにそれ」となる。あの高揚感を6万円前後で味わえるとしたら、それはもう十分に価値だと思うんです。しかもデザインは上位機ゆずり。安いから見た目もチープ、みたいな妥協が見当たらないのが、いちファンとしてかなりグッときます。
OSアップデート3年・セキュリティ6年というサポートの手厚さも見逃せません。エントリー機って買ったあと放置されがちですが、そこをきちんと面倒みる姿勢が好印象。長く使う前提で選べます。
日本での発売時期はまだ霧の中ですが、Nothingは過去モデルをちゃんと日本に届けてきた実績があります。しかもeSIM対応など日本を意識した動きも見えている。ここは楽しみに待ちたいところ。もし6万円前後で正式に来たなら、初めてのAndroidにも、2台目のサブ機にも刺さる一台になりそうです。気になる点があるとすれば処理性能くらいですが、日常使いなら十分。デザインで気分が上がる相棒、今から日本上陸が待ち遠しいです。
情報参照元: 9to5Google・Nothing Phone (4b) hands-on/GSMArena・Nothing Phone (4b) specifications/画像: 9to5Google


